勝井祐二+ナカコー+沼澤尚+内田直之

勝井祐二+ナカコー+沼澤尚+内田直之

◆勝井祐二 (音楽家/ヴァイオリニスト)
ROVO . KOMA . TWIN TAIL . DRAMATICS . 勝井祐二 ラ U-zhaan . FISHMANS . などのバンドやユニットと、ソロや様々な音楽家との即興演奏で、エレクトリック・ヴァイオリンの表現の可能性を追求し続ける第一人者。
「1991-1992 JAPAN – UK Festival」の中心展示「VISIONS OF JAPAN」(Victoria and Albert Museum)のサウンド・ディレクターを務め、渡英。帰国後、日本最初期のレイヴ・パーティー「WATER」をオーガナイズする。
96年、山本精一と「ROVO」結成。バンド編成のダンスミュージックで、90~00年代以降のオルタナティブ~野外フェスティバルのシーンを牽引した。
02年に初来日したファナ・モリーナ、フェルナンド・カブサッキとの共演を機にアルゼンチンの新しい音楽シーンと交流を深める。
09年には、サイケデリック・ロック・バンド「GONG」の結成40周年を記念したアルバム「2032」に、スティーブ・ヒレッジと共に参加。以後「SYSTEM 7」のアルバムにも参加するなどの交流を続け、2013年「ROVO and SYSTEM 7」名義のアルバム「Phoenix Rising LP」を世界発売。2013~2014年にかけて、アジア~ヨーロッパツアーを行い、フジロックフェスティバル’14に凱旋。
2016年 ROVO結成20周年をむかえ、FRF、RSR、中津川ソーラー武道館、富山ホットフィールド、福井SEA of GREEN、などの野外フェスに参加、20周年記念アルバム「XI (eleven)」発表。

◆ナカコー/Koji Nakamura (guitar,vocal,synthesizer,etc.)
アーティストへの楽曲提供や、多くのCMやアニメ、などのサウンドクリエーターとしても活躍中。1995年地元青森にてバンド「スーパーカー」を結成し2005年解散。ソロプロジェクト「iLL」や「NYANTORA」を立ち上げる。その活動はあらゆる音楽ジャンルに精通する可能性を見せメロディーメーカーとして確固たる地位を確立し、CMや映画、アートの世界までに届くボーダレスなコラボレーションを展開。その他remixerとしても様々なアーティトを手がけ遺憾なくその才能を発揮している。現在はフルカワミキ(ex.スーパーカー)、田渕ひさ子(bloodthirsty butchers, toddle)、そして牛尾憲輔(agraph)と共にバンド「LAMA」として活動の他、現代美術作家の三嶋章義(ex. ENLIGHTENMENT)を中心にしたプロジェクト、MECABIOtH(メカビオス)でも活動した。また、主宰レーベル「Sound Of Romances」もスタートさせている。また、2014年4月には自身の集大成プロジェクトKoji Nakamuraを始動させ「Masterpeace」をリリース。そして、10月大阪クラブクアトロ、名古屋クアトロ、恵比寿リキッドルームでワンマンライブを行った。キャリアを重ねつつも進化し続けるナカコーを示唆するライブとなった。

◆沼澤尚 (Drums)
1983年大学卒業と同時にL.A.の音楽学校P.I.T.に留学,JOE PORCARO,RALPH HUMPHREYらに師事し卒業時に同校講師に迎えられた。
2000年までLAに在住しCHAKA KHAN,BOBBY WOMACK,LA ALL STARS,SHIELA E.,NED DOHENYなどのツアー参加をはじめ数々のアーチストと共演しながら”13CATS”として活動。4枚のオリジナルアルバムを発表し数回の来日ツアーも果たしている。1999年には自身のアルバム”THE WINGS OF TIME”をリリース,翌2000年に1997年から参加したシアターブルックとしての活動に専念するために17年ぶりに日本に帰国し、自身の写真とエッセイをフィーチャーしたアーティストブック”THE SEVENTH DIRECTION”も発表した。
21世紀に入ってから拠点を完全に日本国内に移して活動を始め,数え切れないアーチストのレコーディングやライブに参加。
2006年からマルコス・スザーノと内田直之との「ネニューマ・カンサオン・ソー・ムージカ」シリーズ5作品を立て続けに発表するなどソロ的な活動にもフォーカスし,ブラジルでのPERCPANをはじめ国内外の各種フェスティバルに多数出演し好評を博している。
2012年には1987年にLAで出会って以来、長年親交を深め師弟関係にある、アメリカ音楽史を半世紀に渡って築いてきた生きる伝説”JAMES GADSON”とのドラムパフォーマンスを”Drum Magazine Festival”で披露し、その模様を映像化、”THE SURE SHOT”と題して発表した。同時期に全編ツインドラムによるblues.the-butcher-590213とのライブ作品”THE SURE SHOT LIVE!”もリリース。

近年も変わらず国内で多くのレコーディングやライブに参加しながら、ナカコー(中村弘二)プロデュースによる15年ぶりのソロ作品”Entropy vol.1″、マルコス・スザーノ×勝井祐二×内田直之との完全即興ライブアルバム”FIM DE TARDE”、blues.the-butcher-590213の通算7枚目”THREE O’CLOCK BLUES”、OKI DUB AINU BANDの”UTARHYTHM”、史上初の100%太陽光発電でのレコーディングによるシアターブルックのシングル「もう一度世界を変えるのさ」と多数の友人ミュージシャン達をゲストに迎えたアルバム”LOVE CHANGES THE WORLD”をリリース。
シアターブルックとしては太陽光発電によって全てのライブ活動を行い、中津川ソーラー武道館の開催などで再生可能エネルギーの普及に努めている。

現在の主な活動は
シアターブルック (with 佐藤タイジ 中條卓 エマーソン北村)
blues.the-butcher-590213(with 永井ホトケ隆 中條卓 KOTEZ)
OKI DUB AINU BAND(with OKI 居壁太 中條卓 ハカセ 内田直之)
Koji Nakamura(w/ナカコー 田渕ひさ子 345)
AFTER SCHOOL HANGOUT(with 林立夫 鈴木茂 沖山優司 森俊之 高橋幸宏 Leyona)
DEEP COVER(with 森俊之)
NOTHING BUT THE FUNK
Tourbillon(w/河村隆一 INORAN 葉山拓亮)
河村隆一
臼井ミトン with 中條卓+沼澤尚
大貫妙子
大塚愛
MARCOS SUZANO
内田直之
etc.

◆内田直之 (recording/live mix engineer)
LITTLE TEMPO,OKI DUB AINU BAND,FLYING RHYTHMS,SPEAK NO EVILのメンバーとしても活動するダブ/ミックス/レコーディングエンジニア。日本最高峰のダブ・エンジニアと呼ばれる存在で、レコーディングからライヴ・ステージまで、唯一無二の強烈なグルーヴを携えたトラックを生み出す達人として国内外のアーティストから厚い信頼を得ている。2016年もブルーズ・ザ・ブッチャーの”THREE O’CLOCK BLUES”,OKI DUB AINU BANDの”UTARHYTHM”をはじめ数多くの作品を発表している。