ー『SpringLove春風』についてー
『SpringLove春風』は「私たちが私たちの未来のために、今、何ができるか」を、音楽、フェスティバルを通して提案、実践している、非営利のフリー花見ギャザリングです。
ことしも4/2(sat)、4/3(sun)に満開の桜の下(予定)、代々木公園で多くのアーティスト、ボランティアスタッフの協力を得て、開催いたします。
【歴史】
1997年の「温暖化防止京都会議」を契機に、 1998年から東京渋谷の代々木公園でフリー・フェスティバルとしてスタート。2002年より数年のブランクを経て2009年『~Spring Love~ 春風』として再開。東日本大震災以降は震災被災者への支援を主な目的として開催。集まった義援金は慈善 団体に寄付してきました。今年度も震災復興支援は引き続き、さらに閉塞感を感じる全ての世代に向けて、「選択肢豊 かなライフスタイルのために」と題し、ユニークなライフスタイルや様々な取り組みを紹介します。
ー2016年のテーマは『花見、踊り、愛』ー
『SPRING LOVE 春風』は2009年に「音楽を通じて、平和・非戦・非暴力の尊さを訴えるフリーフェスティバル」と銘打ち始まりました。それ以来、たくさんのアーチストやアクティビストの方々が情熱的にパフォーマンスや発言をされました。
今年の『春風』もそれらの情熱を受け継ぎながら、「花見、踊り、愛」をテーマに代々木公園に集い、いい音楽、いい料理、いいコンセプトのもと、お花見シーズンの代々木公園を彩ります。
ー『SpringLove春風』の目的ー
春風は今年から、「ソーラーダンス」「選択肢豊かなライフスタイルのために」「3.11震災復興への支援」というコンテンツを掲げ、会場内にはそれらを啓蒙する展示物や出し物が点在しています。また春風は音楽/トーク/ワークショップなどを通じて震災後の新しいライフスタイルを提案し、その分野で活躍する人々が交流する場として機能していきます。
【ソーラーダンスー青空の下で思い切りDance!】
春風は開催を通じ、エリア全体をソフトエネルギー中心で運営しているイベントです。 2016年はそれを更に進化させ、イベント会場内での「スマートグリッド」化を実現。電源が必要な場所での発電&蓄電そして使用といった、 今後大災害発生時などに大きな力となる小さなモデルケースを提案します。
ライブ等の音響等大電力システムには、従来よりの東電のシステムを活用。その他の春風FM&Wi-Fi ストリーミング情報発信ブース等の電力にはソーラー発電リサイクルバッテリーを使った電力を使用。必要な場所に設置して発電&蓄電 そして使用していきます。 また NGO/NPOブース、フードやショップ出店の電源には、天ぷら油などの廃食油を再利用したバイオディーゼル発電(BDF)で賄います。そこで今回も家庭からでる廃油の回収を会場で行い、それを使用したキャンドルや石鹸作りワークショップを企画。また、簡単なソーラー発電キットのワークショップを予定しています。
【 選択肢豊かなライフスタイルのために】
震災をきっかけに、世代を超えて様々な生き方が模索されるように なりました。 貧困や将来への不安により閉塞感を感じる全ての世代へ向けて、 春風ではユニークなライフスタイルや取り組みを紹介することで、 「これからの豊かさとは何か」を考えるきっかけをつくります。
【3.11震災復興への支援】
春風では、震災復興として各地で様々な活動をしている団体/個人 をサポートします。当日、福島や東北で震災復興に携わる方々をお 呼びしてのトークを予定。また、彼らの活動を紹介するブースを展 開し、春風WEB、SNS等を通して活動を支援します。
ーSpring Love実行委員会についてー
非営利団体SpringLove実行委員会のメンバーは、音楽イベントを中心に活動する音響&ステージスタッフにプロモーションやブッキング担当者、フェスティバルには欠かせない出店管理や本部運営/進行担当者などの制作スタッフ、フリーペーパーの編集者、DJ、主婦や社会運動家など多くの人から構成されています。